今回の主な要望は
①別荘なので草が生えないように
②子供と犬を遊ばせるように庭には人工芝
③風呂場から外で涼める場所を作って欲しい
④子供達とバーベキューが出来るスペースが欲しい
②の人工芝もシート状なので防草効果はあるのですが・・・・・水が浸透するように穴が多数空いているので完全ではありません。そこで人工芝の下にも防草シートを敷いてあります。家の裏手は細かい6号砕石防草シートの組み合わせ。つまりコンクリートや石を貼った以外は全面防草シートを敷設しています。
③お風呂場は全面十和田石で出来ておりました。内部は和風テイストでした。そして色のトーンはブラック系と統一感がありましたので、庭をデザイン提案する私としては非常にやりやすかったです。
家の正面には、雄大な山がそびえ立っております。風呂から出て涼みながら山を眺めたい、とご主人。しかし奥様は「目隠しの仕切りをつけてよ」という当たり前のリクエストがあり。人工竹垣を提案させていただきました。
④そしてリビングの吐き出しから直接出られるウッドデッキ。開放的に使うために、手すりはつけず、ステップ二段で芝におります。デッキと風呂場はドアで行き来することもできます。エアコンは邪魔ですので移動する予定です。
風呂場外の夕涼みスペースは、ただの囲いでは閉塞感がでてしまいます。枯山水 坪庭をつくってみました。現場から出てきた石も使っています。
玄関アプローチは、シンプルに全面石貼りです。家も外構もダーク系、ブラック系で統一されていますので。小手先のグッツを入れなくても、これだけで存在感があるんです。
ただ一点だけ、石畳終点玄関右面に和風縦格子袖壁を配しました。どちらかというと「目隠し」の機能より、デザイン上の引き締め感ですね。