工場の既存ネットフェンスの更新工事です。
延140mの道中には、コンクリート擁壁あり、玉石積み石垣あり、駐車場のアスファルトあり・・・・。
フェンス工事というのは支柱が立ってしまえば後は簡単ですが、その支柱を立てるまでが大変です。
擁壁部分は「コア抜き」といって筒状のダイヤモンドカッターでくり貫くわけですが・・・・一箇所40分位かかります。のでこの作業に4日間。
玉石は支柱が立つ部分を一回外してフェンスブロックを伏せ直します。この作業にも4日間
そしてアスファルト舗装部分も、新たにフェンスブロックを伏せ直し 、でこちらに2日間。
ということで支柱建てる前に10日間も下ごしらえが要ります。
しかしこの工事最大の問題は、この長手方向100mは土地が水平に造成されていない!!ということでした。雷光型の番線を互いに組み合わせたネットフェンスなら「歪ませて」付けて誤魔化してきたんですが・・・長方形に作られた「メッシュフェンス」ではそういうわけにはいきません。
よって、少々見た目が・・・・・ですがこんな仕上がりになりました。
↓フェンス天場は高いのでちょっと目にはわかりませんが柱元をみると、この擁壁が水平に作られていないことがわかりますね。