玄関ドア前から30平米に渡り全面に貼られたタイルでしたが、凍害酷く貼替えの要請でした。
こちらのお客様には、2年前にペレットストーブを導入していただきました。その時の仕事ぶりを評価されて、再度の依頼を頂きました。
原因は凍害です。タイルって皆同じように見えますが、実はグレードがあるんです。その素材の土の品質や焼く温度によって「せっき質」「陶器質」「磁器質」などなどなんですが。屋外の床用は特にその質が重要です。
カタログなどに書いてありますので、選ぶ際は「磁器質」もしくは「耐凍害」と書いてあるものを選んでください。
このタイルはおそらく輸入タイルであろうと思われます。輸入品がすべて悪いわけではないのですが、価格だけで商社から仕入れて施工しちゃっている業者も多くおりますので注意が必要です。安かろう悪かろうの典型的な工事です。
当地のように寒冷地で仕事している工務店や、職人は凍害のこと充分わかってますしこんなことしてたら信用ガタ落ちですので、こんなことはありませんが。宇都宮から南の業者さんは現在でもこうした事故というか不手際を結構おこしてます。価格だけで選ぶとこうなります。注意しましょうね。
リニューアルした玄関前です。
新しくキレイに更新されただけでなく、現代のタイルは滑り止め加工されていますから、その意味でも喜んでいただきました。