施工事例建築・リフォーム交番の点字ブロックを更新

施工事例

 交番の点字ブロックを更新

公共施設でも・・・つまりちゃんとした設計、施工、検査が行われている工事でもこんなことが起こるんですね。

点字というか視覚障害者誘導ブロック。この素材にはいくつかの種類があります。

・周りがタイル仕上げなら、同様の厚みを持ったタイル素材のもの

・もう仕上がった床の上に貼り付ける樹脂素材の薄いもの

・その厚みも取れない場合、凸 点 の部分だけ床に装着する金属のもの

・車の荷重に耐えるコンクリート素材のもの   その他etc

交番前の駐車場に設置されていた点字は、本来コンクリート製が望ましいのですが、「窯業系のものをコンクリート下地に貼り付ける」工法が施工されており、新築なのにすぐに破損していました。

 

本来の適材適所であるコンクリート製に更新しました。

 

 

 

 

 

 

旧製品と下地のコンクリートを削って、新しい下地と製品を設置するだけですが・・・・・・。元のコンクリートが厚み15cmも打たれていて、想定外の手間を喰らいました。

ただの破損ということでなく、これを利用する方には、ケガに繋がりかねない事態なんですが・・・・。

最初に見に行って見積もりを出して・・・・・・施工までに2年かかってます。(^_^;)